キン肉マンは友情の大切さや思いやりの尊さを教えてくれる名作ですが、個人的に一番学ぶべきは生き様かなと思ってます!
そんな素晴らしい生き様を感じられるシーンをご紹介!
その1
ブロッケンJr.の生き様
ブロッケンJr.はドイツの超人で、他の生まれついた時から超人である他の超人と違い、血の滲む鍛錬の末、父親からドクロの徽章を引き継ぐ事で人間から超人になった。
そんな超人としての誇りであり、父親の形見を仲間の為に捨てるシーンがある。
それは王位争奪戦のプリズマン戦だ。
プリズマンはカピラリア七光線という超人に取って即死級の毒素を放出する。その光線に対抗し、仲間を守るために人間に戻るのだ。
このシーンがめちゃくちゃ熱い!
未完の大器という不名誉な二つ名があるブロッケンJr.が凄く輝く瞬間で、個人的にはこの戦い以降ブロッケンJr.の活躍の場面がめちゃくちゃ増え、続編はマジでカッコいいし、二世でも弟子のジェイドというキャラを生み出している。
ぜひご一読いただきたい名シーン。
その2
サンシャインの生き様
サンシャインは悪魔超人と呼ばれる敵の超人。
悪魔六騎士という幹部の1人であり、悪魔超人最高幹部。もう1人の最高幹部アシュラマンとタッグで出てくる事が多い超人。
サンシャインの生き様で特に良かったのは続編でのアシュラマンとのタッグで挑んだザ・バーザーガー&ザ・ナチュラル戦だ。
ナチュラルはアシュラマンの師であるサタンクロスを殺した仇だった為、冷静さを失い猛攻をしかけるアシュラマン。それを冷静に諫め、戦況が不利になる前に対応する戦局眼は素晴らしい。
さらに、アシュラマンの目的を達成する為には自分の犠牲を厭わない献身性は悪魔とは思えない思いやりと優しさが見える。そのギャップがカッコいいのなんの。
死して砂になり、魂のみになっても相棒を救う姿は本当にカッコいいのでぜひ読んでほしい。
その3
ジェロニモの生き様
初登場は悪魔六騎士編の五重のリングでサンシャインと戦った。その際はみなさんご存知の通り実は人間だった。
人間でありながら命を賭けてリングを支え、他超人の勝利を支える大活躍の後、大往生を果たした。
それ以外にも、オメガマン戦でタムタムの木を切ってギリギリまで追い込む活躍を見せたり、続編ではかなりキーパーソンとして描かれ、今は地球を守る大きな役目についている。
人間時代から強い意志の力で超人と肩を並べて戦う唯一無二のキャラで、想いの強さの割には中々活躍の場がなかった(サンシャインに勝つ活躍はあった)のですが続編での活躍はほんとに嬉しい限り!