絶賛休載中の名作!!
パンプキンシザーズ!!
めちゃくちゃ面白いので少し書きたい!!
あらすじ
長く続く帝国と共和国の戦争があった。
その戦争は薄氷の条約と呼ばれる停戦協定で突終戦を迎えた。
長い戦争により、国力が低下し、貧困・疫病・野盗の被害などが蔓延る帝国。これらは戦争が引き起こした災害「戦災」と呼ばれた。
そんな中、帝国陸軍内に新たな部隊が創設される。
「パンプキンシザーズ」
陸軍情報部3課・戦災復興部隊である。
軍内で「お祭り部隊」「平和でお気楽3課」と揶揄される彼らの主な仕事は、書類整理と出張査察。
そんな部隊が帝国の将来がかかった大きな陰謀に巻き込まれ、立ち向かっていく話し。
という感じのストーリーなのですが、物語もさることながら、登場人物が魅力的すぎる!
とりあえず、今回はパンプキンシザーズ小隊のメンバーを紹介したい!
アリス・レイ・マルヴィン
パンプキンシザーズ小隊の少尉。
帝国の皇帝会議に列席を許された13貴族のお嬢様でありながら、現場部隊のパンプキンシザーズに所属している。
マルヴィン家は剣術に優れた一族であったため、レイ〓切り裂きしものという意味もある。
貴族として生きる事に「誇り」を持ち、貴族とはポストのようなもので、機能として存在するべきだと、誰に対しても公平にあるべきだという考えを持っている。
その為、基本的には悪を切る!と話すことはあっても自分で「正義」や「英雄」を名乗る事はなかった。それはきっと、誰にとっても公平であるという事は誰かにとっては正義であっても他の誰かにとっては悪となる可能性がある。
だが、物語が進むに連れて彼女の考え方にも変化が見えてくる。ぜひ彼女の成長や、銃や戦車が幅を利かせる戦場で、馬を駆り、剣を振るう彼女の勇姿をぜひ見てほしい。
ランデル・オーランド
元々インビシブルナインと呼ばれる非公式部隊で戦場にいた大柄な男。階級は伍長。
性格は虫も殺せないほど優しいが、腰に下げた前所属部隊の装備である、ブルースチールのランタンを灯すと人を殺める事に抵抗がなく、目的を達成する為には自傷も厭わない性格に変貌する。
武器もドアノッカーと呼ばれる大型の拳銃で、戦車をゼロ距離射撃で撃破するための武器だ。この武器も曰くつきで、物語に大きく絡んでくる謎多き、キーパーソンだ。
物語はこの男がパンプキンシザーズ小隊に合流するところから始まり、大きな事件に巻き込まれていく。
他のメンバーも彼の素直な発言や、行動に影響を受けて成長したり、葛藤するシーンはもしかすると物語の核なのかもしれない。
医者である彼の父の言葉はアリスの考えを変えるキッカケになったり、裏社会と軍の繋がりを生むキッカケになったりと影でも大活躍するが、戦場では尋常ならざる戦闘力で敵を恐怖に陥れ、単騎で戦車を撃破したりする表でも大活躍する。
その異常な戦闘力は前所属の「901ATT」に由来する。この部隊名である901も物語の秘密に関わるもので、ATTはアンチタンクトルーパーの略で対戦車歩兵部隊・生命を無視された部隊とも呼ばれる。
一度最新話まで読んで、読み返すと彼の台詞の深さや想いに泣けてくるシーンは非常に多かった。
ぜひ読んでみてほしい。
2人で分割ここまでかいてしまったのでします!!
ありがとうございました!